どんな現象かおさらいしたいと思います。
▽チャタリング防止のソフトウェアをこちらで紹介しています。▽
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https://talushan.com/chattering-measures-software/
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チャタリングとは何か?
チャタリングの特徴
チャタリング(chattering)とは、
- 「ポチッ」が「ポチポチッ」となる現象
- 原因はハード的な問題が多い
- キーボード、マウスで発生
このような特徴があります。
キーボードのキーを一回押したつもりが、同じ文字が何文字も入力されたり、マウスを一回ポチッとクリックしただけなのにポチポチッとダブルクリック扱いになることです。
一般的に書くと、オン・オフのあるスイッチで、短時間のオン・オフの切り替え時にオン・オフ・オン・オフ・オン・オフと複数回切り替わることが「チャタリング」です。
チャタリングが起こった時、ハード的な問題(タクトスイッチの接点)が多いようです。
なので、原理的にいって、メカニカルキーボードやマウスでは起きる宿命にあると言えます。
ただし、静電気が原因の場合もあるので、マウスの場合、USBや電池を抜いてボタンを10秒間くらいポチポチッとしていると直る場合もあります。
基本的には買い換えたほうがよいです。
追記
結局メカニカルキーボードから静電容量無接点方式のキーボード、リアルフォースに買い換えました。
▽レビュー記事はこちら▽
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東プレのリアルフォース「R2TLA-USV-IV」のレビューをしてみた。 - タルシャンIT
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チャタリングの定義
Wikipediaのチャタリングの定義をみると、
チャタリング
可動接点などが接触状態になる際に、微細な非常に速い機械的振動を起こす現象のこと。
wikipediaより引用(最終更新 2019-05-15 11:31:23)
とあります。
タクトスイッチを想像していただければわかりますが、裏のドームの微振動によって、
連打と誤検知されやすいです。
チャタリングが起きやすいものは?
メカニカルキーボードの場合はとくに、
構造的にこのような問題があるため、
10年間とずっと使用できるものではありません。
マウスの方もボタン実装はタクトスイッチが主なので、
この問題から逃れることは出来ません。
チャタリング対策するためには?
チャタリング対策するためには、先に出た「買い換え」以外には、「修理(タクトスイッチの交換)」や「ソフトウェアで対策」を行う方法があります。
病気でたとえるなら、「買い換え」、「修理」は対症療法、
「ソフトウェア」は対症療法といえます。
「ソフトウェア」では主に、キー入力を遅延させて対策とします。
チャタリングのまとめ
チャタリングとは、短時間にオン・オフが複数回切り替わる現象のことで、
ハード的な問題(タクトスイッチの接点)が多いということです。
対策法としては、ソフトウェア、修理、買い換えがあるということです。
ソフトウェアでの対策はこちらで紹介しています。
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