偽トロキャプチャをさらに改造しようと思い、分解して中のフレキシブルケーブルがちぎれてしまいました。修理する課程でさまざまなトラブルに見舞われてネット上のいろんな情報から手探りで解決策を探りました。
ネット上に散らばっているありとあらゆるトラブル、そしてそのソリューションを当記事で提示したいと思います。
なお、改造前に録画したものはこちらになります。
偽トロキャプチャは神経質で無理矢理な実装なので、フレキシブルケーブルや周辺パーツが故障する可能性が非常に高いです。腕に相当自信がなければ自分自身で偽トロキャプチャを導入するのはオススメしません。
修理した後の動画がこちらになります。
音声出力がない、下画面が黄色っぽいといった後遺症が残ってしまいました。
※音声はイヤホンジャックから取っていて、アイソレーター(ノイズフィルター)を経由してPCに取り込んでいます。
音声が出ない、下画面が乱れる
私の3DSの後遺症の原因はこちらにあると言えます。
この場合、パターンの配線がおかしい、断線、ショートが考えられます。
(原因はおおよそこちらであるとの見当は付いてますが、再分解により故障の不安から修理は断念しました。)
まずは偽トロキャプチャを導入する際に半田付けしたフレキを見直してみては。
SDカードが読み込まない、書き込みエラー
SDカードスロットの故障の可能性が高いです。
考えられる故障原因は以下の通りです。
- SDカードスロットのフレキシブルケーブルの断線
- 書き込み禁止ロックのチェック機構の故障
基本的には交換すれば簡単になおります。
タッチパネルが効かない
こちらはタッチパネルのフレキシブルケーブルの断線が考えられます。
片面ポリアミドのフレキなので、分解時にそもそも触らないように気をつけた方がいいです。
USBが認識しない
偽トロキャプチャをUSB接続しても、そもそも反応すらしない、そんなときは水晶発振子の故障を疑うといいでしょう。
このパーツは熱に弱く、気をつけないと故障しやすいです。
交換すれば、USBのクロック同期ができるようになるので、治る可能性が高いです。
3DSの故障原因と修理方法のまとめ
故障原因と修理方法を確認して、実践してみてはいかがでしょうか。